理心流剣士になった僕、トンガリは、南東にある試練の館へと足を進める。 数分歩くと橋が見えてきた。 どうやらあの橋を渡らないと試練の館へ行けそうにない。 僕がその橋を渡ろうとすると、数人の目つきの悪い男が立ちはだかる。 盗賊の首領:「この橋を渡るには通行料50Gが必要だ。死にたくなければ大人しく払いな!!!」 トンガリ:「そんな事、何処にも書いてないぞ」 盗賊の首領:「どうやら死にたいらしいな」 盗賊が攻撃を仕掛けてきた。 その一撃を僕は何とか避け、帯剣を抜き構えた。 盗賊の首領:「向かってくるのか?」 貴重な金を払うわけにはいかないし、盗賊を見逃すわけにもいかない・・・ 慎重に周囲を見渡したが僕の近くには運悪く戦えそうな人達はいなかった。 僕一人で撃退するしかない・・・・ 盗賊がまた攻撃を仕掛けてくる。僕はそれを何とか弾き返した。 その一撃で盗賊がバランスを崩す。 今が好機だ! 盗賊の首領に僕の剣が一撃を喰らわせた。 盗賊首領「ち、少しはできるようだな。今回は見逃してやるよ!!!」 盗賊達は僕に勝てないと悟ったのか、捨てゼリフを吐いて逃げていった。 トンガリ:「ふぅ・・・なんとか追い払えたな・・・」 盗賊を追い払った僕は本来の目的である試練の館へ行くことを思い出す。 日が暮れない内に早く行こう、そう思い僕は試練の館へと急いだ。 第四章へと続く・・・ |