第十章  「グルメ探し旅1」





ノーランディアへの扉を通るために僕、トンガリはガルフネットの願いを聞き、グルメを集めることにした。
トンがリ:「グルメ・・・食ったことねぇし、わからん・・・」
どんな物がグルメなのか全く知らない僕は、一度セルミナへ戻り 情報収集することしした。
とりあえず、セルミナに着いたので町の人に話を聞いてみる事にする。
トンガリ:「え〜と、グルメって何なんですか?」
街人:「・・・アンタ、そんなことも知らないのか?(こいつ冒険者か・・・教えといた方がいいな)」
・・・グルメ知っているのは常識なのかなぁ?
街人:「面倒なんで一度しか言わないからな。 ゴルゴンチーズ・・・・」
トンガリ:「・・・・それだけですか?」
男は明らかに焦っている・・・
恐らく知らないのだろう。
街人:「冒険者なら、他は自分で探しな!!!!!」
そういうと、その街人は走ってその場から去っていった。
知らないなら、そう言えって・・・・
チーズかぁ・・・・確か副司祭が作っているとか聞いた事があるな。
とりあえず行ってみるかな。
久し振りに来た聖堂はあの時から全く変わっていなかった。
ここに来ると冒険者になったときの事を思い出すな・・・・
・・・っと、副司祭にチーズ作ってもらうんだった。
トンガリ:「副司祭、頼みがあるんですが?」
副司祭:「ん?私を仲間にしたいのか!?喜んで引き受けるぞ!!!?」
トンガリ:「アンタなんか仲間にしたくねぇし・・・・じゃなくて〜・・・チーズつくってほしいんですよ」
副司祭は、よくぞ俺がチーズつくりの名手だと知っておったな!!!
すぐつくってあげよう!!!とかなり自信ありげな御様子・・・・
しかしその後、長々とチーズについて語り始めた・・・・
2時間後・・・・
副司祭:「おぉ・・・チーズだったな。喋るのに熱中して忘れていた。そこで待っていたまえ。すぐにつくってあげよう」
やっと・・・・・
語りがなげぇヨ・・・・
少しして、副司祭が金色に輝くチーズを持って出てきた。
副司祭:「これだ、もっていきたまえ。今回のチーズは最高の出来だ!!!!!」
トンガリ:「ありがとうございました。」
副司祭ちゃんと作れたんだな・・・これでチーズは揃った。あとのグルメはー・・・聞いておこう。
トンガリ:「副司祭、グルメは他に何があるんですか?」
副司祭:「木苺のタルト、卵焼きだ。ガルフネットの頼みなのだろ?がんばるのだぞ。」
トンガリ:「あっ、ありがとうございました。」
副司祭知っていたのか、さぁって早くグルメを集めよう・・・



第十一章へと続く・・・



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