ノーランディアへの扉を通るために僕、トンガリはガルフネットの願いを聞き、グルメを集めることにした。 トンがリ:「グルメ・・・食ったことねぇし、わからん・・・」 どんな物がグルメなのか全く知らない僕は、一度セルミナへ戻り 情報収集することしした。 とりあえず、セルミナに着いたので町の人に話を聞いてみる事にする。 トンガリ:「え〜と、グルメって何なんですか?」 街人:「・・・アンタ、そんなことも知らないのか?(こいつ冒険者か・・・教えといた方がいいな)」 ・・・グルメ知っているのは常識なのかなぁ? 街人:「面倒なんで一度しか言わないからな。 ゴルゴンチーズ・・・・」 トンガリ:「・・・・それだけですか?」 男は明らかに焦っている・・・ 恐らく知らないのだろう。 街人:「冒険者なら、他は自分で探しな!!!!!」 そういうと、その街人は走ってその場から去っていった。 知らないなら、そう言えって・・・・ チーズかぁ・・・・確か副司祭が作っているとか聞いた事があるな。 とりあえず行ってみるかな。 久し振りに来た聖堂はあの時から全く変わっていなかった。 ここに来ると冒険者になったときの事を思い出すな・・・・ ・・・っと、副司祭にチーズ作ってもらうんだった。 トンガリ:「副司祭、頼みがあるんですが?」 副司祭:「ん?私を仲間にしたいのか!?喜んで引き受けるぞ!!!?」 トンガリ:「アンタなんか仲間にしたくねぇし・・・・じゃなくて〜・・・チーズつくってほしいんですよ」 副司祭は、よくぞ俺がチーズつくりの名手だと知っておったな!!! すぐつくってあげよう!!!とかなり自信ありげな御様子・・・・ しかしその後、長々とチーズについて語り始めた・・・・ 2時間後・・・・ 副司祭:「おぉ・・・チーズだったな。喋るのに熱中して忘れていた。そこで待っていたまえ。すぐにつくってあげよう」 やっと・・・・・ 語りがなげぇヨ・・・・ 少しして、副司祭が金色に輝くチーズを持って出てきた。 副司祭:「これだ、もっていきたまえ。今回のチーズは最高の出来だ!!!!!」 トンガリ:「ありがとうございました。」 副司祭ちゃんと作れたんだな・・・これでチーズは揃った。あとのグルメはー・・・聞いておこう。 トンガリ:「副司祭、グルメは他に何があるんですか?」 副司祭:「木苺のタルト、卵焼きだ。ガルフネットの頼みなのだろ?がんばるのだぞ。」 トンガリ:「あっ、ありがとうございました。」 副司祭知っていたのか、さぁって早くグルメを集めよう・・・ 第十一章へと続く・・・ |